奇跡とか神通力とか

茉莉花茶

2025年03月10日 17:24



クリスチャン作家、三浦綾子による小林多喜二の母をモデルにした小説を読む。

特高に虐殺された息子に対し、なぜ神仏がいるなら、その神通力で助けてくれなかったのかと憤る母、セツ。

私もずっと前からそのことを考えていて、聖書には数々の奇跡について書かれているのに、なぜ現代ではそれが起きないのか。

読売新聞の論説委員は、イエスは人の良い貧しい男で、人々の悩みは聞いたが奇跡など起こさなかったと書いていた。

見たわけじゃなし、真相はわからん。起こしたかもしれんし。

ただこれは信仰や宗教学に詳しい人でないと、説明はできんでしょう。

牧師さんで仏教や神道に詳しく、僧侶や神主さんでキリスト教に詳しい人はいるのか。

学問としてだけでなく、信仰の観点から話ができる知識人はいるのか。

そもそも神がいるなら、万人にわかりやすい形で福音をあまねく伝えることが

可能なのではないのか。

そんなことを思ったりします。

人を不幸にする宗教って、意味ないです。

私は色々な本を読み、牧師さんの話も聞いてきました。

お坊さんの本もインド神話も読みました。

私の教会では、信仰で病気や障害が治った「話」を聞きます。

見ずに信ずる者は幸いです

と言いますが、

絵に描いた餅ではなく、実際に味わって食べてみたいのです。

それがあまねく福音を伝えるということだと思います。

だいたい、多様性とか言うのは、良いものは全部良いということだと思います。

キリスト教だけ良いとか、仏教だけ、イスラムだけ、神道だけという

了見の狭いこと言ってる宗教って、なんなんでしょう。

神ご自身の栄光とは?

聖書には色々書いてあるけど、悪いもの信じたらダメだけど、自分以外ぜんぶ悪みたいなの、どうなんよ?


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