キャベツを大切に食べる
生協でキャベツを半玉買い、ザワークラウト(発酵キャベツ、キャベツの漬物)を仕込みました。
用意するのは、キャベツの重量の2%の塩。(だいたい半分で500gくらいなので、10gの塩を用意します。)
キャベツを洗ってざく切りにし、ボウルに入れ、塩を入れて、手で揉み込む。(手の常在菌が働くので、清潔な手で素手で大丈夫です。)
清潔な瓶をキッチン用アルコールで消毒しておき、(フタも消毒)、塩揉みしたキャベツを入れ、すりこぎ(麺棒でも)でぎゅむぎゅむ押し込みます。
この時の瓶は冷蔵庫に入る大きさで、口の広いものがいいです。コーヒーの空き瓶を使う方もいらっしゃるようですが、私はWECKの高さ15センチくらいの瓶を使っています。(雑貨屋さんなどで売っています。)口が狭いとキャベツがスッと入らず、めちゃ大変です。
全部入ったら、キャベツが上まで水に浸っているように、塩揉みしたボウルに水を入れ、瓶に注ぎます。(2%の塩水ですが、ボウルの底に少し塩が残りますので、私はこのやり方です。)
キャベツが水に浸ってないと、傷みます。
上にラップ(もしくは、あればキャベツの濃い緑の外皮)でふたをし、瓶のふたをして、常温で(暖房の入るキッチンなどで)3日くらい発酵させます。(夏場は1日〜2日、冷房の入った部屋で。)
この時、発酵すると瓶の水があふれるので、お皿を敷くといいです。(あふれた水は捨てる。)
泡が出て、色が少し黄色くなり、美味しい酸味(漬物みたいな)が出たら完成です。
冷蔵庫に入れておけば、一ヶ月以上保存可能。(半年可能だそうですが、それまでに食べると思う。)
最初は傷ませないように、よく観察して、ちょこちょこ味見して、好みの味を見つけてください。
キャベツは有機農法のキャベツで、失敗したことがあります。普通のキャベツでいいです。
できたザワークラウトはそのまま食べてもいいし、スープにしても、餃子の具にしても美味しいです。ウインナーと一緒に食べても。
うちの夫も好んで食べます。
よろしければお試しください。
追記
寒い時期は、発酵に4,5日から1週間かかる場合もあるようです。様子を見ながら発酵させてくださいね。(色や泡、味など。)塩分2%の水は、100mlに小さじ三分の一の塩だそうです。ご参考までに。
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